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趣味に生きる学生ニートが気まぐれで何かを書きます。あまり期待しないで下さい。

ソメワケササクレヤモリの飼育方法、繁殖や注意点などについて

追記(2018/3/11): ブログ移転しました。

https://outdoor-db.hatenablog.jp/

 

この記事の改訂版が出来ました!

outdoor-db.hatenablog.jp


 

 

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こんばんは。すぐるです。

ここ数日でガッと気温が下がり北海道ではもう夏は終わり秋風が吹いています。

 

さて、今日はソメワケササクレヤモリに関してです。

ブログのアクセス数を見てみるとソメワケに関してのアクセスが結構多くて需要あるんだなぁと再認識しました。

僕自身もソメワケササクレヤモリを飼育するにあたってインターネットなどで参考になるサイト、ブログを見て回ったのですが10年以上前のサイトだったりほんとうの意味での飼育ブログであったり【これから飼育し始める人向け記事】が無くて困った覚えがありました。今回はそんなソメワケを飼育してみたい。でも、どうすればいいの?という人に向けての記事です。

 

最初に注意しておきますがあくまで自己流であってこれが最適解だ!という訳ではありません。実際に自分も最初にペアでお迎えしたソメワケを一匹死なせています。あくまで自己流、自己責任の上お願いします。

 

1.ソメワケササクレヤモリに必要な最低限の設備と費用

あくまで最低限ですがコレさえあればなんとかなるリスト!です。

  • 飼育ケージ(小さめのプラケージでも可)
  • シェルター
  • 水入れ(無ければペットボトルのキャップでも可)
  • 床材
  • パネルヒーター
  • 活餌(コオロギ・デュビアなど)
  • サプリメント(カルシウム・ビタミンなど)
  • 温度計・湿度計

以上です。ひとつひとつ説明していきます!

  • 飼育ケージ

自分はダイソーのシューズケースSとダイソーの園芸用の底鉢ネットで加工して自作ケージを作り、これで飼育しています。ちなみにレオパードゲッコーも同様です。

ソメワケ自体そこまでスペースを必要とする種類ではありませんが、狭すぎても窮屈ですし温度勾配の問題もあるためレオパのベビーなどで使用する極小プラケなどはおすすめしません。

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  • シェルター

必要リストに入れたのですがぶっちゃけ無くてもなんとかなるものです笑

でも、あったほうが良いのは確実ですね。

自分は特に夜更かしなどで部屋の電気がついている時間が長いのでそういう意味での遮光ややはり落ち着く暗い場所としてあったほうが良いとは思います。

自分はスドーのウェットシェルターを使用しています。

言わずと知れたメジャー商品ですね笑

これがあれば上に水を入れてシェルター内の湿度も保てるので優れものです。

レイアウトケージにしないのであれば間違いない選択だと思います。

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  • 水入れ

なんでも大丈夫です。ペットボトルキャップでも大丈夫です。

ペットボトルキャップでも良いと思う理由は基本的に毎日交換・補充するものなので

容量が少なくても大丈夫だと思うからです。

汚れたらすぐに取り替え出来るし!!!!

 

  • 床材

床材なんですけどぶっちゃけ好みなんですよね…。僕がソメワケ飼うかってなったのは秘密のレプタイルズからなんですけどその作中に床材による個体の色上げ効果が書いてあったんですよね。そこでいろんな床材試したんですけどやっぱりオススメはキッチンペーパー。僕にとっては色上げよりもメンテナンス性だったんです笑。どうしても色上げしてみたい、キッチンペーパーが嫌だと言う人は赤玉土かフロッグソイルが良いと思います。レプタイルサンドのような砂はおすすめしません。誤飲の可能性が高いので。

ただ、赤玉土とフロッグソイルにすると餌がデュビアなどだと潜るんですよね。それでデュビアが実はケージの中にすごい残ってました なんてことになったので僕はやめました。

 

  • パネルヒーター

パネルヒーターは無くてもいいよ笑とか言いません。基本どんだけ暑いところでも持っておけと思います。沖縄とかは無くても大丈夫なのかもしれないけど僕が住んでる北海道では必須も必須。冬はこれと別で暖突も付けますからね。無くても良いとか思って飼育してる人と飼育しようとしてる人は暖房なしで北海道の冬を乗り切ってほしいと思います。きっと室内でも凍死します。変温動物の彼らがそんな極寒の大地で生きていけるわけはありません。買って下さい。

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僕はピタリ適温とPTCヒーターの両方使ったことが有りますがぶっちゃけどっちでもいいです。シューズケースのサイズと合うのがピタリ適温なので今はピタリ適温をメインで使っています。

 

  • 活餌

僕はメインでデュビアをあげています。たまにハニーワーム、シルクワーム、コオロギやミルワームなどもあげますが基本的には自家繁殖させている関係でデュビアです。

レオパと違って人工飼料基本食べません。食べることには食べる子もいますが基本食べないことを想定して虫が無理という人は飼育しない方が良いです。

基本ダスティングしてからピンセットであげていますがピンセットから食べない子もいるのでバラ撒きの子もいます。

 

自分が使用しているのはマルベリーです。

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変な色してますけどコレ一個で足りるので重宝してます。

他にはレプラーゼとマルチビタミンを別途用意しています。これは体調崩れて下痢の子や拒食になった子用なので普段は使わないです。

 

  • 温度計・湿度計

僕は一括管理しているのとウェットシェルターを使用していることもあって個別のケージに温度計などはいれていません。ですが、初めて爬虫類を飼育する方や慣れていない方は個別に温度計などをつけることをおすすめします。

温度計はケージ内につけるものよりも赤外線温度計で表面温度を測定したほうが良い気がします。自分はサーモスタットの温度計と赤外線温度計で測定しています。

 

 

繁殖について

自家繁殖はまだ始めたばかりなので、わからないことだらけですが……。

まず繁殖ペースなんですがレオパと違い一年間で複数回卵を産めます。一年で3回から4回で1回で6個くらい産む気がします。

ペアリングはクーリングなどは特に必要ないと思います。相性さえ良ければ同じケージにいれてからものの3分でおっぱじめます。確実に産ませたいのであれば数日間同じケージにいれておくと良いかもしれません。

抱卵確認してから大体3週間くらいで生み始めると思います。卵の管理はレオパと同じでハッチライトで卵の上下に気をつけて管理して下さい。孵化温度は25度程度でも孵化します。北海道の夏であれば室温で孵化しますがパネルヒーター直上だと良くないので気をつけて下さい。1ヶ月半から2ヶ月で孵化します。

孵化した後のファーストシェッドが終わり次第僕はデュビアのチビをバラ撒きで食べさせています。

湿度は高めに設定しておいています。割と床材のキッチンペーパーはびちゃびちゃです。

その後の成長についてはまだ孵化したばかりなので不明です。分かり次第追記か別の記事で書きたいと思います。

 

ソメワケササクレヤモリを飼育するにあたっての注意点

ソメワケを飼育する人は多分他の爬虫類を飼育している人が多いと思いますが、初めて飼育するって人にもわかるように書いていきたいと思います。

  • すばしっこい
  • 噛む力が意外と強い
  • 基本ハンドリングは考えないほうが良い
  • ジャンプ力がある
  • 趾下薄板が発達していないがあるので蓋をする

大まかにこの4つだと思います。

 

レオパと違ってかなり動きが早いので同じと思っていると逃げられます。マジで。

あとハンドリングや掃除のときに掴むと高確率で噛まれます。しかもレオパと違ってマジ噛みが多いです。

ハンドリングは考えないほうが良いです。ベタ慣れ個体もいますが

ジャンプ力かなりあります。シューズケースなんてお話になりません30水槽とかなら飛び越えるかもしれません。 蓋必須です。趾下薄板もほぼ同じです。蓋必須。

 

 

 

すっごいグダグダな飼育方法の記事でしたが、要点は抑えてあるのでは……?(自画自賛

ソメワケササクレヤモリはメジャー種ではありませんし、ハンドリングも基本出来ません。ですが、それを押して余る程飼育していて楽しい種類です。

是非この記事を読んでソメワケを飼育してみてほしいと思います。f:id:repslike:20170903213135j:plain

今日孵化したうちの子です笑。

 

 

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